幸せになりたい
どうしていつも私ばかりこんな目に合うのだろう
全くついてない
嫌なことばかり重なる
このような時ありますよね。
もちろん私にもありました。
幸せになるために磨くべきところは外見や容姿ではありません。
気づく力
メタ認知力
リテラシ-
気づく力
気づくとはどういうことか。
それまで気に留めてなかったところに注意が向いて物事の存在や状態を知ること
人は、望ましくない状況ばかりに目が行きがちだが、冷静にものごとを観ると望ましくない出来事だけではない。
もちろん悲しい側面も無視はできないが、気づく力を鍛えなければ、
日常のめまぐるしくただ気分悪く追われるがままに過ごすことになる。
メタ認知力
メタ認知とは、ものごとの捉え方、考え方、行動など自分というものを客観的に捉えることです。
これを意識していないと、人のことはよく見えますが自分のことはよくわからないことになります。
最近ではビジネス用語としてよく使われるようになったメタ認知という言葉。
しかしその概念は分野によって違いがあります。
もともとは古代ギリシャ・アテネの哲学者ソクラテスの哲学「無知の知」から始まり、
アメリカの心理学者ジョン・H・フラベルが「認知」という言葉を用いて有名になりました。
ここでいう認知とは、福祉業界で使われている認知と別なもので、ものごとの捉え方、認識の仕方の意です。
ソクラテスの哲学、「無知の知」とは、自分に知らないことがあることを知っているということです。
メタ認知を磨くには、セルフモニタリングをしますが、それをしたからといって、自分のことを全て知ることはもちろん不可能です。
なぜなら、人にはバイアスと呼ばれる、その人の傾向や偏見・先入観が備わっているからです。
人の中の世界はそれぞれで、その人の中の世界はそれぞれが持っているバイアスも影響しています。そしてそのバイアスは完全に取り除くことはできません。そこは前提にありつつも、自分のバイアスを認識することはできます。
そして、人の心は揺れ動くものですから、一度セルフモニタリングをして気づきを得ても、いまの状態や、その先の状態は同じではありません。
人は誰かの影響を受けたり、環境が変わったり、体験が増えたりと、様々な要因で変化します。
ですから、完全に自分を知ることも不可能ですが、それでも己を知ることは意義のあることです。
嫌なことが続くとき、まったくついてないときは、なぜ自分はそう思ったのか。なぜそう感じるのか。そう感じるのは自分の何なのか。を客観的に観えるようにメタ認知に集中しましょう。
リテラシ-
リテラシ-も最近よく使われているビジネス用語ですね。
もともとは読み書き能力という意味ですが、いまでは知識や能力を活用するということで使われています。
気づく力、メタ認知を磨くことで望む未来のかたちになると知ったらそれを活用します。
どんなに気づく力があってメタ認知を磨いても、それを活用できなければ幸せにはなれません。
わかっているけどできない。ということになります。
何から始めるのか。
何を取捨選択し、活用するか。
幸せになるためのリテラシ-を磨きます。
おわりに
幸せとは何ですか?
とよくきかれます。
幸せのかたちは、人それぞれです。ある人から見た不幸は、その本人からすると不幸とは思わずに幸せに目を向けているかもしれません。またある人からは幸せそうに見えても、本人は不幸に感じているかもしれません。
でも実はどちらも現実は違うのかもしれません。
自分だけの思考でループにはまったら、やることは言葉にすることです。
ぜひ試してみてください。
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