【アニメから読む心理学5】怪獣8号より~ダメな自分を最大限に活かす方法

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オタクとは呼べないアニメ大好きピュシカです。

怪獣8号が面白いです!怪獣ものはあまり観ないのですが(むか~しのウルトラマン以来です)、このアニメは怪獣そのものの特性と、登場人物の心の動きにも惹かれます。

・最近仕事でミスばかりしている

・苦手なことをやらなければならない

・自分は人より劣っている

・自分は何をしてもダメ

と考えている方には、その迷宮から抜け出すヒントがあります。5分で読めます。

どんなお話?

怪獣が街に出現するのが日常茶飯事の日本。怪獣を討伐する防衛隊が活躍する。主人公の日比野カフカは、小学生のころの幼馴染の亜白ミナと大切なものを壊され”防衛隊員になる”と誓う。「どちらがカッコイイ隊員になるか勝負だ」と言ったものの、何度も入隊試験に落ちその夢を諦めていた。一方ミナは隊長になり活躍している。そんな中、防衛隊員を目指す後輩の市川レノと出会い、再び夢を追いかけることに決めたカフカ。しかし小型怪獣に襲われ強力な怪獣に変身してしまう。カフカは怪獣8号と名付けられ追われる存在になるが、仲間を守りたい想いとカフカの人柄が、仲間からの信頼を得て徐々に受け入れられていく。体だけではなく心も強くなっていくという物語。

ダメな自分がいまできることは?

結論からいうと、ダメな自分がいまできることは何か?を考える。

日比野カフカは防衛隊になる夢を諦めなかったものの、年齢は一番上で体力も無く、他の隊員に比べて劣っている。しかし他より劣っていることを卑下はしていない。劣っていることを認めたうえで、自分に何ができるか?と考えている。

防衛隊の隊員は怪獣討伐が目的なので、自分が倒すことばかり考えがちだが、カフカはそこが劣っているため、自分の怪獣の知識を他の隊員に伝えることにする。そのおかげで討伐することができ、隊員の仲間入りを果たします。

なぜ今できることを考えるのか?

人はやらなければならない仕事を、自分が苦手なことと自ら認識してしまうと途方に暮れます。

嫌だな、困ったな、という気持ちが前面に出てきてしまう。そうなると視野が狭くなり八方塞がりのように感じてしまいます。

そのような時は、自分が見つめているところは最終地点にいます。まだ始めてもいない事を最終地点だけみても、どうしていいのかわからなくなります。

いまできることを考える

例えば、日比野カフカは年齢が一番上で体力がない適正がない。そうなると、防衛隊員になるのは難しいから諦めようと考えてしまいます。しかし、そこでその最終段階を考えるのではなく、今の自分ができること、やるべきことを考えると、そこから突破口が見えてきます。

カフカは自分の知識を惜しみなく伝えます。その行動をした時点で、他の隊員と競うのではなく目的を達成するための協力に変わります。

見つめるところは、最終段階ではなく、”いま”です。

言葉にしてみる

八方塞がりと感じたら言葉にしてみましょう。

頭の中だけで考えても考えはまとまりません。むしろ迷宮入りしてしまいます。

言葉にすることは、いま自分が何を思っているか、どこを見ているのかです。

信頼できる人に話してみて、自分が何を言っているか、どんな言葉が出てきているのかを見つめていましょう。頭の中だけで考えていたこと以上の言葉が出てきます。

人の力を借りる

人はみんな何かしらの優劣はあります。しかし劣っているだけの人はいません。ですから、自分に無いものやできない事は人の力を借ります。人の力を借りられる、人を頼ることも立派な才能です。

幼いころから学校などで競争してきたので、人と比べることは癖になっていることもあります。しかし本当の意味で人と人を比べることはできません。人より劣っているように見えるのは自分が作り出している錯覚です。

自分を最大限に活かす

ダメな自分を見てしまうと、そこばかりに囚われてしましますが、人の長所は短所にもなり、短所は長所にもなります。ですから、視野を広げ、いまにフォーカスするとダメな部分以外も見えてきます。

それでも仕事でミスばかり続く、自分がいまできることが見つからない、

など迷宮にいるのならカウンセリングを受けてみることをおすすめします。

参考・引用 アニメ怪獣8号第一話、怪獣8号1巻より

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