嫌なことが続くときに流れを変える3つの方法

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「なんでこんなに悪いことが重なるんだろう…」「このタイミングでこれ?」そんなふうに感じてしまうとき、ありますよね。

小さな失敗が重なったり、人間関係でつまずいたり、思い通りにいかないことが続くと、気持ちはどんどん重くなっていきます。

「自分だけツイてないのかな」と思い、さらに落ち込んでしまう人は少なくないのではないかと思います

でも実は、“出来事そのもの”よりも、それをどう受け止めるか、どう区切りをつけるかで、流れは大きく変わります。

ここでは、そのきっかけになる3つの視点をご紹介します。ぜひ最後まで読んで実践して、良くない流れを断ち切りましょう!

1. 「意味づけのクセ」を見直す

嫌なことが続くとき、人は無意識に「誰のせいか?」を考えてしまいます。自分のせいにしすぎると…「また私が悪かった」自己否定が強くなって、気持ちが沈んでしまう。

相手のせいにしすぎると…「全部あの人のせいだ」怒りや不満が増えて、状況を変える力を見失ってしまう。

どちらに偏っても、心は疲れてしまいます。そこでおすすめなのが、原因をひとつに決めつけないこと。

例えば、上司に注意されたとき「説明の仕方は自分の改善ポイント」「でも上司も忙しくて余裕がなかった」両方が重なった結果だと考えると、気持ちが少し軽くなります。

さらにこう問いかけてみましょう「本当に全部自分のせい?」「本当にあの人“だけ”のせい?」「偶然やタイミングも影響してない?」大抵の出来事は“いろんな要素の組み合わせ”で起きています。

「次につながる意味づけ」だけを残して、あとは手放すのがポイントです。

2. 「小さな儀式」で気持ちを切り替える

“儀式”と聞くとあやしく感じますが…

流れを変えたいときに大事なのは、「ここで一区切り」という感覚を持つことです。人の心は、ちょっとした“儀式”で新しいスタートを感じやすくなります。

たとえば…

ノートにモヤモヤを書き出して、紙を破る

お気に入りの香りや音楽を流して「リセットタイム」にする

部屋を片づけて「ここから仕切り直し」と決める

こうした行動自体に“魔法の力”があるわけではありません。でも、「ここで終わり」「ここから新しい流れ」と意識することで、気持ちのスイッチが入りやすくなります。

ポイントは、自分にとってしっくりくる儀式を見つけること。自分だけの小さな儀式を持っておくと、気持ちの切り替えがずっとラクになります。

3. 「誰かのため」に行動してみる

嫌なことが続いているとき、どうしても気持ちが自分の中に閉じていきます。そんなときこそ、ちょっと誰かのために動いてみることが効果的です。

友達に「元気?」とひとこと送る家族の小さな手伝いをしてみる

少額でも募金をしてみる

たったそれだけでも「自分は誰かの役に立てている」という感覚が戻り、気持ちが少しずつ回復していきます。

研究では、親切な行動をした人ほど「自分は幸せだ」と感じやすいことが分かっています。しかも、その効果は大きなことよりも、小さな親切を日常の中で積み重ねるほうが持続しやすいといわれています。

つまり、わざわざ大きなことをしなくても大丈夫。「ちょっとした親切」で十分に心は満たされるんです。

おわりに

嫌なことが続くとき、流れを変えるヒントは大きな努力ではなく、日常のちょっとした考え方や行動にあります。

意味づけのクセを見直す

小さな儀式で気持ちを切り替える

誰かのために動いてみる

この3つを取り入れてみるだけで、気づかないうちに心が軽くなり、少しずつ前に進む力が戻ってきます。

大切なのは、「自分で流れを変えられるんだ」という感覚を思い出すこと。そこから、新しい毎日が始まります。

そして、もしそれでもつらさが強くてしんどいときは、無理に一人で抱え込まず、信頼できる誰かに相談してみてください。誰かに話すこともまた、新しい流れをつくる大切な一歩になります。

また嫌なことが続いた時は、1分で気持ちの切り替えにも使える👇️

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